2021-07-14

実は希少な材料なんです。。。(^-^;

我が家の近所に苗🌱から育った「漆」が10本ほど植えられてます。

春に苗が植えられた時から、日に日に育ってる その姿を楽しみに眺めてるんやけど、梅雨時期は すぐ雑草が伸びてくるから お世話されてる方の苦労は大変やね。ほんと頭が下がります。

ちなみに 漆の木は15年~20年かけて漆を採取できる状態まで成長し、漆掻きシーズン(6月から10月までの5ヶ月間)に漆を採り尽くし、役目を終えた木は伐採されます。

ちなみに1本の木から採れる漆の量は 約200g ほんと僅かな量です。

だいたい 牛乳コップ1杯 くらいかな?

200gを採るために約20年の歳月をかける漆は「血の一滴」と表現されるほど貴重な材料やし、だからこそ 材料の漆は 一滴も無駄にしないよう 職人は大切に使います。

ちょーっと真面目に書いて ふと思ったのは、私達が何気なく使ってる材料、山の面倒をみる人・木を育てる人・漆を掻く人・漆を精製する人がいて 初めて使うことが出来るんだなと。。。 まぁ、形状(木地)を作る木を育ててるくれてる職人さんにも感謝やね。

ちなみに 私の父側のじぃちゃんは蒔絵の職人でしたが、母側のじいちゃんは山の面倒をみながら 木を育てる職人でした。

何はともあれ 関わってる全ての皆さんに感謝の気持ちで 今日も仕事に頑張ります。

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